どうも、おりきです。
- 倉庫作業員の将来性ってどう?
- 仕事がなくなったりしない?
とお悩みの方、ようこそ。
おりき
これから倉庫業に転職する方は、将来性について不安になりますよね。
「本当に倉庫業に転職するべきか?」
「倉庫業に転職することは人生の失敗になる?」
などなど。
僕自身、倉庫業に7年も勤めていたこともあり、
業界の将来性…というより、倉庫業で働くことで自分の人生はどうなるのか?についてはよく考えていました。
当時の考えを踏まえながら、倉庫作業員の将来性ってどうなの?というテーマについてお話ししていきます。
記事内容
- 倉庫作業員の将来性はどうなのか?
- 倉庫作業員として働く際に考えるべきこと
といった内容です。
サクサク読めるように、長ったらしい文章は避けながらまとめてます。
これから倉庫業に転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
ちなみに、
僕は以前、青果市場、焼肉チェーン店の物流倉庫で働いていました。
主に、
・冷凍倉庫作業
・ピッキング作業
・フォークリフト作業
といった業務を経験しています。
おりき
この記事の目次
倉庫作業員の将来性ってどうなの?
さっそく、本題の倉庫作業員の将来性についてです。
実際倉庫業で長く働いた経験としていうと、
倉庫作業員としての将来性は心配ない…と思っています。
物流業界は右肩上がりに伸びる
最近はいろいろなECショップが増えて、スマホを使えばネットでなんでも買える時代です。
おりき
もちろん、物流倉庫です。
ざっくりとした話ですが、
サービスや商品が増えるほど物流業界はバタバタ忙しくなるので、業界全体で見ると今後もどんどん伸びていく業種と考えられます。
(参照:矢野経済研究所)
市場調査を行う『矢野経済研究所』の調べによると、
だそうです。
このことからも分かるように、
物流業界は今後もなくならない…というより、より伸びてく業界だと思います。
AIやロボットが人間の代わりになる
物流業界が伸びている…とはいえ、作業員(人間)の将来性も安心できるか?というとそうではありません。
下記のツイートがわかりやすいです。
ZOZOが物流倉庫の人員としてアルバイトを大量に採用する
これを見てZOZOという企業の将来性は非常に低いと感じた
物流倉庫を如何に合理化するのかは小売業にとって最重要課題である
アマゾンはそのために自動分別する企業キバを買収
ユニクロはダイフクと組んで物流施設を作った
人海戦術では無理だ。— mokuseiriki555 (@mokuseiriki555) May 20, 2019
ざっくり説明すると、
ということ。
野村総合研究所とオックスフォード大学の協同研究レポートによると、
AIやロボットによって代替される可能性が高い職業は以下になります。
IC生産オペレーター、一般事務員、鋳物工、医療事務員、受付係、AV・通信機器組立・修理工、駅務員、NC研削盤工、NC旋盤工、会計監査係員、加工紙製造工、貸付係事務員、学校事務員、カメラ組立工、機械木工、寄宿舎・寮・マンション管理人、CADオペレーター 、給食調理人、教育・研修事務員、行政事務員(国)、行政事務員(県市町村)、銀行窓口係、金属加工・金属製品検査工、金属研磨工、金属材料製造検査工、金属熱処理工、金属プレス工、クリーニング取次店員、計器組立工、警備員、経理事務員、検収・検品係員、検針員、建設作業員、ゴム製品成形工(タイヤ成形を除く)、こん包工、サッシ工、産業廃棄物収集運搬作業員、紙器製造工、自動車組立工、自動車塗装工、出荷・発送係員、じんかい収集作業員、人事係事務員、新聞配達員、診療情報管理士、水産ねり製品製造工、スーパー店員、生産現場事務員、製パン工、製粉工、製本作業員、清涼飲料ルートセールス員、石油精製オペレーター、セメント生産オペレーター、繊維製品検査工、倉庫作業員、惣菜製造工、測量士、宝くじ販売人、タクシー運転者、宅配便配達員、鍛造工、駐車場管理人、通関士、通信販売受付事務員、積卸作業員、データ入力係、電気通信技術者、電算写植オペレーター、電子計算機保守員(IT保守員)、電子部品製造工、電車運転士、道路パトロール隊員、日用品修理ショップ店員、バイク便配達員、発電員、非破壊検査員、ビル施設管理技術者、ビル清掃員、物品購買事務員、プラスチック製品成形工、プロセス製版オペレーター、ボイラーオペレーター、貿易事務員、包装作業員、保管・管理係員、保険事務員、ホテル客室係、マシニングセンター・オペレーター、ミシン縫製工、めっき工、めん類製造工、郵便外務員、郵便事務員、有料道路料金収受員、レジ係、列車清掃員、レンタカー営業所員、路線バス運転者
(引用:野村総合研究所)
おりき
いま倉庫作業員がやってる
・商品の仕分け
・商品の管理
・商品の発送
といった作業は間違いなくAIやロボットに奪われます。これは誰でも簡単に想像できますよね。
おりき
会社が生き残ってるかは別問題
業界や倉庫作業員の将来性とは別で、会社が生存していられるかという問題もあります。
企業の生存率ってご存知ですか?
正確な数字は明記されていないものの、企業が生き残る可能性は、
・1年後:40%
・5年後:15%
・10年後:5%
・20年後:1%以下
と言われています。
これから倉庫業に転職するとしたら、本当にその会社が生き残れるのか?についても考えなくてはいけませんよね。
業界は右肩上がりに伸びてるけど、入社した会社が2年後倒産した…では最悪ですから。
ここまで倉庫作業員の将来性ってどうなの?についてお話ししてきました。
まとめると、
倉庫作業員の将来性
- 物流業界は右肩上がりに伸びる
- AIやロボットが人間の変わりになる
- 会社が生き残ってるかは別問題
といった感じです。
業界自体はこれからも伸びていくと思いますし、AIやロボットに作業を奪われた分、他の仕事が人間に割り振られるはずです。
なので、倉庫作業員の将来性は今のところ心配しなくても良いのでは?と思います。
ただ、『企業の生存率』に関してはよく考えた方がいいかもしれませんね。
倉庫業の将来性が不安なら資格をとるべき
倉庫業の将来に不安を抱いてるなら資格を取りましょう。
理由は、
ほかの従業員と差別化ができるからです。
「資格なんてとって意味あるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、間違いなく意味あります!
おりき
倉庫作業員として身についたスキルはない
倉庫作業員の仕事内容は、
・商品の仕分け
・商品の管理
・商品の発送
ほかにもたくさん仕事はあるけど、ざっくりとこんな感じ。
ここで伝えたいのは、
いち作業員として働いてるだけだと1つもスキルは身につかないってことです。
倉庫業で長く働いて、いざ辞めて思うことは
「あっ自分ってスキルなんもないんだ…」
ってこと。
おりき
倉庫作業員は底辺と言われている
そんなスキルなしの人間が集まる倉庫業は『底辺がやる仕事』なんて言われています。
その理由が
・中高年や高齢者が働いてる
・変な人が働いてる
・誰でもできる仕事だから
などです。
倉庫作業員が底辺と言われる3つの理由!ブラック企業の見極めポイントも紹介!確かに「底辺」と言われる理由はあながち間違ってないかな…と思います。
とくに「誰でもできる仕事だから」という理由は正しいです。
誰でもできるような仕事しかできない人間が、ぞろぞろ集まっているのが倉庫業なのです。
資格を取得するだけで評価され昇格できる
そんな人間が集まる仕事が倉庫業なので、1つ2つ仕事に役立つ資格を取得すると職場での評価が一気に上がります。
例えば、
・運行管理者
・フォークリフト運転技能者
・倉庫管理主任者
といった資格を取得するだけで、ほかの従業員と差を広げることができます。
とても単純だけど、かなり効果的な方法です。
おりき
ただの作業員として働いてるだけだと将来性はゼロです。どんなに時間が経ってもただの社員止まりになります。
転職先で即戦力として評価されたいなら自主的に資格を取得してみましょう!
おりき
まとめ
それでは一度まとめますね。
記事まとめ
- 物流業界は右肩上がりに伸びてる
- AIやロボットが人間の代わりになる
- 企業生存率の高い会社で働くべき
- 倉庫業で働くなら資格を取得する
といった感じでしたね。
僕としては、倉庫業の将来性は心配しなくて大丈夫だと思ってます。
というのも、
AIやロボットに仕事を奪われたとしても、その分在庫管理だったり、ロボットの管理だったり新たな仕事が生まれるからです。
しかし、従業員の人数は今より少なくなると思っています。
ですので、会社での自分の価値をあげることに専念してみてください。
会社にとって価値ある人間にさえなっていれば、リストラされる…なんてことはありませんよ。
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