どうも、おりき( @oriki_ex18)です。
数々のタイトルを総なめにし、
永世7冠という記録を残している伝説の棋士『羽生善治』。
この記事では、
そんな伝説の棋士である、羽生善治さんが執筆した本をランキング形式で紹介しています。
どの本にも激戦を潜り抜け勝利を納めてきた羽生さんの考えが、ギュッと詰まっています。
おりき
とくに、
- 勝負に対する心構え
- 冷静に先を見る力
- ここぞという時の決断力
といったことは、誰もが学ぶべきことです。
勉強でも仕事でも、誰にとっても「勝負」をしなくてはならない瞬間が訪れます。
その時のために羽生さんの考えを吸収しておきましょう。
どの本も一読の価値ありなので、気になる一冊が見つかったらぜひ読んでみてください。
また、記事内で紹介している一部の本は無料で読むことができます。
おりき
なんてこともあるので、
どれを読めばいいか迷ったら、まずは無料の本を読んでみてくださいね。
この記事の目次
決断力
第一線で戦い続ける棋士・羽生善治九段が、
プロ入り20年を迎える節目の年(05年)に出した本で、
角川oneテーマ21(15年に角川新書と改称)から生まれたベストセラーの一つです。
羽生四冠(当時)の厳しくも温かい将棋哲学と、そこから導き出せる人生観とがつづられています。
将棋の指し方を具体的に解説する記述は少ないので、将棋について知らない人でも安心して最後まで読むことができる本です。
既にある程度のことを知っている将棋ファン向けの専門的な解説書や問題集にはまず掲載されない羽生九段の日常的な思考が書かれている本とも言えます。
つまり、長く上位であり続ける存在から何かを学びたい全ての人におすすめの名著です。
大局観 自分と闘って負けない心
将棋で重要とされる能力のうち、その意味が特に難しいとされる「大局観」の解説を中心に、さまざまな話題に関する羽生九段の見解がまとめられた本です。
同レーベルの名著『決断力』よりも将棋について踏み込んだ記述が見られます。
それでも、棋書と呼ばれる問題集や解説書と比べれば専門性は低く、将棋について知らない人でも問題なく読めます。
練習法やモチベーション維持の仕方など、普遍的な解を見つけづらい多くの事柄が取り上げられています。
自身の取り組みや課題の感じ方が丁寧につづられていて、羽生九段の誠実さを感じます。
正解は分からないが、それでも自分で何かを決めなければいけない状況に立ち向かう人におすすめしたい良書です。
迷いながら、強くなる
将棋の第一人者である羽生善治九段が、自身の経験や将棋界の趨勢にもとづく見解を45のテーマに分けて書いた本。
思考や習慣、勝負に臨む上での心構えにいたるまで、幅広いジャンルについて丁寧に述べられており、どこから読んでも面白い一冊です。
特異な主張は一つもなく、目次のページにはありふれたフレーズが多く並んでいます。
それでも本文を最後まで読ませる文章のすごさが光る良書と言えます。
羽生九段も「はじめに」で断っていることですが、特定の問題に対して具体的な答えを与えてくれる書物ではありません。
ただ、何らかの解決を目指すにあたり、本書の内容を有効なヒントとして、自分で考えることができるようになるかもしれません。
才能とは続けられること
2008年に放送されたテレビ番組のインタビュー内容をもとに構成されたもので、
一人の少年が将棋と出会い、またたく間にプロへの道を駆け上がり、王者として名をとどろかすまでの過程を本人の回顧とともに追っています。
第一人者である羽生九段の軌跡をまとめているわけですから、
平成以降の将棋界に関心を持ったことがある人なら知っているエピソードが多いようにも見えますが、
それぞれの経緯を羽生九段の視点で語った記事という意味では、とんでもなく貴重な一冊ではないでしょうか。
元の番組から十余年、未来を知る立場で羽生九段の考察を読んでいると、慧眼に驚かされます。
天才の具体的な思考に興味がある人へ強くおすすめしたい本です。
捨てる力
刺激的なタイトルの『捨てる力』は、2010年に出版された単行本『羽生善治の思考』を、発売から二年あまりを経て文庫化したものです。
再編集の一環として、四十代の前半になった大棋士・羽生善治九段の心境なども収録されています。
全編にわたり、羽生九段自身の発言に注釈を添えた一ページ完結形式の名言録と、やや短めの随筆とが混在しているユニークな構成です。
本文に将棋用語が頻出しますが、高度に専門的な記述はありませんから、将棋の知識がない方にもおすすめできます。
むしろ、意味が分からない部分は飛ばして抽象的に主張を読み取ろうとする姿勢の方が、本書のコンセプトには合っているかもしれません。
まさしく『捨てる力』です。
永世七冠 羽生善治
2017年、将棋の大棋士である羽生善治九段がタイトルの一つ「竜王」を獲得し、引退後の「永世竜王」有資格者となりました。
本書は、永世称号の規定が存在するタイトル全てで条件を満たす「永世七冠」の史上初となる誕生を記念した企画や特集記事が収められた本です。
プロ入りからの三十余年を振り返る写真や証言も多く、基本的に全てのコンテンツから目を離せませんが、
あえて白眉を挙げるとすれば、同世代の「永世名人」有資格者である森内俊之九段との対談記事ではないでしょうか。
互いに頂点の座を奪い合った人たち同士の語らいなど、将棋の世界でなくとも普通は見られません。
将棋に関心がある全ての人に、幅広くおすすめしたい一冊です。
羽生善治さんの本を効率よく読みたい人は要約アプリがおすすめ
効率よく羽生善治さんの本を読みたいなら要約アプリ「flier」がおすすめです。
普通なら読むのに5〜6時間かかる本を、
専門家たちが大事な要点だけピックアップし、1冊10分程度で読めるようにまとめています。
- 通勤・通学
- 休憩時間
など、ほんの少しのスキマ時間を使って1冊分の読書ができるので効率よく知識をインプットできます。
羽生善治さんの本以外にも2,000冊以上の要約本が読めるので、興味のある方は利用してみてください。
本の要約アプリflier(フライヤー)を使った感想!評判や口コミ、料金を紹介!

まとめ
ここまで羽生善治さんのおすすめ本を紹介してきましたが、いかがでしたか。
ある1つの分野を極めてきた人間の言葉には重みがあります。
勉強でも仕事でも、
おりき
って人は、羽生さんの「勝者のメンタル」を学んでみてください。
きっと、鋼のメンタルを手にして勝負強い人間になれると思いますよ。
初めまして!
勝者のマインド・・・手に入れたいです!!
この時期、読書にはぴったりですね!
無料で読めるものから、さっそく今日読んでみます^^